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    トゥシューズはいつから履けるのでしょう?

    バレエを習い始めた子は皆、いつかトゥシューズを履いて踊る日を夢見ています。
    でも トゥシューズで踊るのは簡単なことではありません。
    プロのダンサーを目指すにせよ、趣味で習うにせよ、まだ充分に準備ができていない状態でトゥシューズを履くのはとても危険です。
     
    ではいつ安全にポワントを始められるのでしょう?
    実は簡単な答えなど無いのです。しかし、今すぐに簡単な答えを求めているのならば一番下までスクロールして下さい。最後に記されています。でもお時間が許せばこの記事を最後まで読んでみて下さい。そうすればポワントを始められるまでは努力と辛抱強さが必要だという事を解って頂けるのではないでしょうか。
     
    きちんとした教師であればトゥシューズを履くOKを出す前に次の5つの条件を満たしているかを考えているはずです。
     
    1.骨が適正といえる状態まで成長しているか?
    2.充分な筋力があるか?
    3.バレエテクニックを正しく理解しているか?
    4.真面目な態度でレッスンを受けているか?
    5.足がトゥシューズで立つのにふさわしい形状か?
     

    身体の成長について

    ポワントとはつま先に全体重をのせることなので、まだ骨が充分硬くなる前に行うととりかえしのつかないダメージを与えかねません。
    そうはいっても骨化の時期は人によって違います。でもちゃんとした教師なら、たとえ先に挙げた他の条件を満たしていても、10歳より前に始めるリスクはおかさないはずです。

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    筋力

     
    ポワントで踊るには足、足首の強さがとても重要です。(だからこそ、成長途中の骨は守らなければなりません)
    そして、腹筋や背筋などの内筋が使えなければなりせん。
    それにはだいたい4年くらいはきちんと練習し少なくとも週に3回のレッスンを受けていることが望ましいですね。
     
    ここに簡単な筋力をチェックする方法があります。このチェック項目をきちんと満たしていればポワントに充分な強さがあるとみて良さそうです。
     
    ・バーなしで足の位置を変えずにグランプリエして立つところまでできますか?
    ・片足デミで45秒バランスを保つことができますか?

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    知識について

    ポワントも通常のレッスンと同じ姿勢テクニックで行います。
    バレエのテクニックを正しく理解しないままポワントを始めてしまうと大変なことがおこります。
    正しい方法でなく自分のやり方で行うので、違う筋肉が増強され、やがてその筋肉が支配してしまいます。
    こうして身体にしみ込んでしまった悪い癖は直すことができなくなり、ついにはバレリーナへの夢を絶たれてしまった人を沢山知っています。
    実際、早すぎるポワントがその要因になっていることが多いのです。

    態度について

    責任

    トゥシューズは自分でケアして準備をします。自分できちんと管理できることが条件です。もちろん最初は教師や親御さんの助けを借りることになります。が、その後は自分でリボンを縫いつけ、つま先のテーピングをし、パッドを当て、使った後は干します。それに加えて、トゥシューズを履くにつれて起こる痛みのケアも。
    そして一番重要なこと、自分で正しくフィッティングできること、・・これはやはり小さい子にできることではなさそうですね。

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    集中力

     
    レッスンに集中できなかったり、先生の指示に従わないようならポワントでは踊れません。
    ポワントの練習はたいていレッスンの終わりに行います。
    この時点で小さい子はもう集中力がなくなっているかも知れません。
    集中力の欠如は捻挫などの深刻な事態を招きかねません。

    ポワントに適した足の形とは

     
    これはそうでない人にとってはつらい問題です。どんなに練習しても解決出来ないのですから・・。
    実際、ダンスのプロになるのに適した足を持っている人はそれほど多くはいません。
    でも趣味として踊るには問題はありません。
     
    そうはいっても稀に足の骨、足首の形の関係で趣味としてでもポワントが出来ない生徒さんもいます。
    図のように、足首をまっすぐに伸ばした足を横から見て、膝からつま先までひいたラインがくるぶしを通っていることが必要です。

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    そうでない人は立つことさえ大変な苦労となり、他の生徒がどんどん上達する中で焦りを感じることになります。
    それだけでなく、アキレス腱、膝、腰を痛め、年を重ねるにつれ問題が深刻化します。
     
    だからといってその人がジャズ、タップ、モダン等のポワントを使わない踊りで優れた演技ができないということではありません。生徒さんがこういった他のダンスに興味を持てれば、それはとても良い選択となるでしょう。
     
    すなわち一番良い解決策はその人のこういった可能性を育てていく事と言えそうです。

    以上がメインとなるポイントですが、生徒さん個人個人を見た時に良い先生ならば、体重が重かったり、成長期の最中、クラスを休みがちな生徒に対してはポワントを始めるのは心配だと思われるかもしれません。

    ・・・そしてシンプルな条件は:

     
    世界のバレエスクール、バレエの教師は12歳からが徐々にポワントを始める標準としており、
    最低4年のきちんとしたトレーニングを受け、最低週3回のレッスンを条件としています。
     
    例外的に10歳でも履き始める場合もありますが、逆に15歳ならまったく問題ありません。
     
    皆さんが楽しく(安全に)踊れますように!

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